御殿荘だより
中秋の名月
台風一過の空がことのほか青く澄んで、心地よい秋晴となりました。
晴天に多くのとんぼが飛び回り、秋の夕暮れへ傾けば、夜道の茂みに虫の声。八月の過ぎから秋の色を順々に帯びているのを感じます。
九月の十七日は中秋の名月にあたります。月には兎が見えますが、実は月の異称にも「玉兎」というのがございます。兎の住んでいる円い場所。昔の人も同じことを思っていたのでしょう。そんな澄んだ秋空に浮かぶ満月は、十五夜の後、十八日になります。
晴天に多くのとんぼが飛び回り、秋の夕暮れへ傾けば、夜道の茂みに虫の声。八月の過ぎから秋の色を順々に帯びているのを感じます。
九月の十七日は中秋の名月にあたります。月には兎が見えますが、実は月の異称にも「玉兎」というのがございます。兎の住んでいる円い場所。昔の人も同じことを思っていたのでしょう。そんな澄んだ秋空に浮かぶ満月は、十五夜の後、十八日になります。