朝のお勤め体験

聖護院御殿荘では、聖護院門跡の歴史や
魅力を深く知っていただくと共に、
厳しい山岳修行を現在に伝える寺としての取り組みや、
修行の一端を感じていただける機会を増やそうと、
朝のお勤めに参加していただける
「朝のお勤め体験」をご用意しています。

朝のお勤めとは

聖護院では毎朝6:00より「朝のお勤め」を行っております。
朝のお勤めは神仏の前でお経を唱え祈ることです。

聖護院門跡の本殿の静謐な空気の中で、
清らかな朝の光と共に読経に耳を傾けると、
心が清やかにリセットされているのを感じます。

ここでしか味わえない、歴史に触れる貴重な体験をお楽しみ下さい。

朝のお勤めの流れ

  • 05:50

    ロビー集合、大仏間へ移動

  • 06:00

    お勤めスタート(大仏間)

  • 06:15

    寝殿へ移動、太鼓や木魚などを鳴らしてお勤めします

  • 06:30

    本堂へ

  • 06:40

    お勤め終了

  • 06:45

    寝殿の襖絵 見学やプチ拝観

  • 07:00

    ロビーに戻り御殿荘内の一夜御殿拝観

  • 07:15

    朝のお勤め体験終了

  • 07:30

    朝食

朝のお勤めの見どころ

宸殿(左)

宸殿は法親王が居住する門跡寺院の正殿です。書院造りの影響を強く受けつつ、寝殿造りの形式は残し、宮殿風に造られています。天明八年(1788)に京都御所が焼失した折には、光格天皇の御座所として約三年間使用されました。映画『大奥』や『関ヶ原』でも撮影に使われました。

本堂(右)

江戸時代とほぼ同じ外観で、昭和四十三年に建て替えられました。堂内には重要文化財の本尊・不動明王像等が祀られています。主な法要は宸殿で行われ、本堂は加行道場としての一面を持っています。

聖護院のプチ拝観

襖絵

修験道の聖地である熊野に宿る神仏を表す
礼拝画像で、鎌倉時代後期の作例。

本図は中央に大きな蓮華を設け、熊野の主要な神々を
密教の胎蔵曼荼羅の諸仏の姿を借りて描く。

本図と同形式の画像は数点知られるが、
本図は京都・高山寺本と並ぶ古例として貴重である。

朝のお勤めのあとは、聖護院門跡のプチ拝観

プランのクライマックスは、
御殿荘の中庭に建つ
歴史的建造物の見学

朝のお勤め体験は、聖護院門跡でのお勤めと併せて、
御殿荘内にある歴史的建造物の拝観も組み合わせております。

かつて、錦の織物のように美しいため錦林(きんりん)と称された
美しい森、その美しい森の中にある御殿であることから、
聖護院は別名「森御殿」とも呼ばれていました。

聖護院御殿荘の庭園は錦森を今に残しています。

朝のお勤めを終えて清められた心で、御殿荘の庭園を拝観して
頂いたのちに料理人のこだわりの朝食をお召し上がりください。

光格天皇御愛用のお茶室

天明八年仮皇居の折、亀山城主松平公が献上された光格天皇御愛用のお茶室です。庭園の景色を望みながら、風情のある空間でお茶を頂くことが可能です。お茶会、茶道サークルの合宿にご利用頂けます。

一夜造御学問所

聖護院を仮皇居と定めた光格天皇が私室として使用されたのが、この一夜造御学問所です。天皇のお越しに間に合わせるため、様々な技法を用い急いで建てられた事から「一夜造り」と呼ばれています。

体験概要

  • 時間
  • 費用
  • 場所
  • 参加方法
  • お問い合わせ

朝のお勤めプランの終了後、
落ち着いた心でゆっくりと朝食を

参加者の皆様にはもれなく聖護院の朱印をプレゼント

お申込みについて

朝のお勤め体験のご予約は、宿泊のご予約時に「朝のお勤め体験希望」とお知らせください。

※聖護院御殿荘に宿泊のお客様に限らせて頂きます。
※事前にご予約のないお客様の当日の参加はできません。

各宿泊プランについて、学習旅行や合宿の
ご予算やご希望など、お気軽にご相談
下さい。

お電話もしくはお問合せフォームで
お問い合わせを受け付けております。

FAX075-761-5555

お返事にお時間を頂く場合がございます。